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ファインダー越しの風景

マイクロフォーサーズのLUMIX G9Pro、GX8、GX7 MK3で主として山梨県の風景等をアップしています。最近NIKONZ6も購入してフルサイズデビュー!


by yamaPCX

新しいスピーカーとベートーベン生誕250年

大学時代にクラシック音楽をBGMとする喫茶店に入り浸っていたのですが、その影響もありバイト代はほとんどオーディオとレコード購入に使っていました。
レコードプレイヤーはPIONEEAのPL30L、プリメインアンプはONKYOのインテグラA−819、スピーカーはYAMAHAのNS−10Mというスタジオモニターの小さいやつでしたが、総額で20万円くらいのオーディオシステムだったと思います。(1980年代)
当時はアナログHi−Fi全盛の時代で、何十万円もするレコードプレイヤー、アンプ、スピーカーが売られており、マニアでもない普通の人でも40万〜50万円くらいのオーディオセットを使っていました。
また物量がモノをいう時代で、レコードプレイヤーが10Kg以上、プリメインアンプで20kg〜30kg、スピーカーも国産メーカーで30kg、JBLやTannoyなら50Kg、高級品は100kgくらいのものがオーディオ専門店に沢山並んでいました。(アナログオーディオの世界では「重さは正義」でした。)

結婚後は音源がレコードからCDやMDになり、アパートという狭い住宅事情のため、ミニコンポやポータブルオーディオ主体で音楽を楽しんできました。
その後、一戸建てを購入して住宅事情が良くなると、レコードプレイヤー、CDプレイヤー、アンプ、スピーカーのフルセットで音楽鑑賞できるようになりました。
特にクラシック音楽はレコードで聴くとひと味違ったものになります。(決して「いい音」ってわけではないですが)
しかし、手持ちのDENONのスピーカーが壊れてしまったので(ツイーターが鳴らなくなった)ので、昔のYAMAHAを思い出してNS−B330というスピーカーを買ってみました。(2台で33000円)

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なんか、昔のNS−10M(2台で50000円)よりいい音しないかい?w、(これが「40年の進歩」というものなのでしょうか。)
ちなみに、アンプも昔の8万円アンプを大きく下回る普及品(3万円くらい)ですが、音質は昔とそれほど差が無いように感じます。
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ちなみに今年はベートーベン生誕250年というアニバーサリーイヤーなので、私の好きな曲をご紹介したいと思います。

誰もが知っている楽聖ベートーベンは、1770年12月16日、神聖ローマ帝国ケルン大司教領(現在のボン)で生まれました。
そして2020年12月16日はベートーベン生誕250年のアニバーサリーイヤーです。
クラシック音楽界では、様々な催しもあるようですが(普通の人は知らないけどw)、私も久々にベートーベンコレクションを聴き直してみました。

まずは「交響曲」から
第5番ハ短調「運命」op67
私は特に第4楽章Allegro-presto が大のお気に入りです。
苦労の連続で挫けそうな20代の頃、この曲を聴きながら頑張った記憶があります。

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第6番ヘ長調「田園」op68
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第9番ニ短調「合唱付き」op125、年末といえばこの曲ですね。
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加えて名前こそついてはいませんが、第7番イ長調op92も傑作と思っています。
リズム感あふれる楽想から、ワーグナーをして「舞踏の権化」と言わしめた作品で、聴いていると自然と心が浮き立ってきます。
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ベートーベンの交響曲は、様々な指揮者、オーケストラによる演奏がありますが、私の持っている音源は、初のPCM録音というオトマール・スウィトナーとシュターツカペレ・ベルリンによるものです。


<おまけ>
35年前のレコードプレイヤーの勇姿を動画でご覧ください。曲は交響曲第7番第4楽章の冒頭です。



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by LUMIX0405 | 2020-12-19 22:06 | 日常 | Comments(0)